IBM Rational Developer for iはIBM iシステム上のアプリケーションの作成・保守を行うための、Eclipseプラットフォーム上に構築された統合開発環境です。
2019/4現在の最新版はRational Developer for i V9.6.0.5 です。Rational Developer for i V9.6 は、Eclipse 4.6 と互換性があります。
販売店経由でライセンス購入し、Entitled Systems Support(ESS)からインストーラーをダウンロードします。
Rational Developer for iは3つのエディションがあります。
- RPG and COBOL Tools
- RPG and COBOL + Modernization Tools, Java Edition
- RPG and COBOL + Modernization Tools, EGL Edition
JavaとEGLの開発はしないため、RPG and COBOL Toolsを購入しました。
インストーラーの入手方法は3つです。
- パスポート・アドバンテージ(PA)からダウンロード
http://www-06.ibm.com/software/jp/passportadvantage/pao.html - ESS (Entitled software support)サイトからダウンロード
http://www-304.ibm.com/servers/eserver/ess/index.wss - 評価版をWebサイトからダウンロード
https://www.ibm.com/developerworks/downloads/r/rdi/
ESS (Entitled software support)サイトからダウンロードしました。
接続するサーバーOS
IBM i 7.3 (5770WDS オプション60)
インストーラーの入手
ESS (Entitled software support)
ライセンス契約済みシステム・サポート Web サイト (ESS) は、ACS、RDiの各種ライセンスのイメージを無償ダウンロードできるサイトです。IBM IDでのサインインが必要です。IBM IDには機械のシリアル番号とお客様番号を紐づけします。
IBM Identify(アカウント)作成
http://www-304.ibm.com/servers/eserver/ess/index.wss
ESSのサイトにアクセスし、register hereからIBM IDを作成します。作成後、ログインします。
お客様番号と機械のシリアル番号を紐づけ
My entitled softwareのRegister customer numberをクリックします。
CountryをJapanにして、Customer numberを入力し、Submitをクリックします。
登録が成功します。
Hardware of Software serial numberを選択し、Submitをクリックし、PowerSystemのシリアル番号を入力します。
ダウンロード
Software downloadsをクリックします。IBM i 7.3を選択し、Continueをクリックします。
5733-RDW を選択し、Continueをクリックします。
detailsをクリックします。
パッケージは「RDi Quick Start Guide」と「RDi RPG COBOL Tools Activation Kit V9.6」と「RDi Core product 1 V9.6.0」を選択し、Continueをクリックします。
同意して、
ダウンロードをします。
クイックスタートガイド・・・RDi_Quick_Start_Guide_LCD8_1990_03.zip
RDi本体・・・RDi_Core_product_1_V9.6.0_LCD8_1991_04.zip
ライセンスキー・・・RDi_RPG_COBOL_Tools_Activation_Kit_V9.6_LCD8_1989_03.zip
インストール
Windows 8.1 64bitにインストールしました。
32bitOSも対応していますが、サポートされなくなりますので、64bitがおすすめです。
ESSからダウンロードしたRDi_Core_product_1_V9.6.0_LCD8_1991_04.zip を展開するとdisk1フォルダがあります。このなかのlaunchpad64.exeをダブルクリックします。
IBM Rational Developer for i のインストールをクリックします。
他のバージョンをクリックし、IBM IDでログインします。
IBM Installation Manager 1.8.7と最新のIBM Rational Developer for i 9.6.0.5をインストールします。
すべてデフォルトでインストールしました。
アクティベーション
インストール後、起動します。ワークスペースを指定します。
ライセンスの管理をクリックし、
製品アクティベーション・キットをインポートします。
ESSからダウンロードしたRDi_RPG_COBOL_Tools_Activation_Kit_V9.6_LCD8_1989_03.zipのなかにあるcom.ibm.rational.developer.ibmi.rpgcobol.v96.pek.jarを指定します。
以上です。