RPGⅢでHelloWorldを表示するだけのサンプルです。
画面ファイル(DSPF)とRPGを作成します。
画面ファイルを作成し、コンパイルします。
STRSEU SRCFILE(SAMPLIB/QDSPSRC) SRCMBR(HELLOFM)
RPGファイルを作成してコンパイルします。
STRSEU SRCFILE(SAMPLIB/QRPGSRC) SRCMBR(HELLO)
RPGプログラムを実行します。
CALL SAMPLIB/HELLO
画面上で実行キー、またはCAnn、CFnnで定義したコマンドキーを押した場合にRPGに制御が戻ります。今回は実行キーとF3キーのみです。
実行キーを押した時にはなにも標識はセットされません。
F3キーを押した時には、標識「03」に1がセットされます。
また、このときに標識「03」だけでなく、標識「KC」にもセットされます。
プログラム上では標識「KC」の値を使用して、制御することが多いです。
DSP *RPGINDで、RPG標識の01-99、L1-L9をまとめて表示できます。
一つずつ確認する場合は、DSP *IN標識 の形式になります。
DSP *IN03
DSP *INKC
1行にまとめて入力することもできます。
DSP *IN03 *INKC
一般形式ではCF03(標識)と書きますが、「03」の標識を使用せずに「KC」の標識のみを使用する場合は、CF03のみでもOKです。
以下のように記述できます。
どちらの形式がよく使われるのかはわかりませんが、システムで統一するべきです。